世界入門 はじめに

赤ちゃんは生まれた時、どれくらい つらかろうか
そして何がつらかったろう

人間の赤ちゃんは、手厚い誰かの保護なしには 生きていけないのであるから
存在をかけた不安と恐怖がそこにあるのかもしれない
また、自分の両親がベストを尽くしたと言えども、善良であるとは限らない

生まれたばかりの赤ちゃんは、ブランドや権力やお金で自分を包み込むことができない 守ることを、防衛の手段を知らない
ただ ありのままに、弱く
私達は睡眠と乳と快適さを求めて泣くことくらいしか出きず
あとのことはただ、無力なまま 全身でこの世界を 受け容れるという選択以外にはなかったはずである

この手記が
人間の誕生と
記憶のない幼児期の時代を
一つのトラウマとして見ることにより
或いは、削除することがとても困難なプレインストールアプリとつきあっていかなければならないわたしたちの人生と見ることにより

人間は何をしているのか
人間は何をしてきたのか
そしてわたしたちは、いま、これから 何を作っていけるのかということを提示しながら

社会生活の中での
わたしたちの望まない悪循環を断ち切り
より良き未来を作っていけるものに 少しでも貢献できれば 幸いに思います。

世界入門 はじめに
          馬野ミキ










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